市政報告会、盛会。かなりぶっこんだ発表。市長と議会の対立の構図とその要因分析、および拉致問題等。

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行橋市議会議員小坪慎也 市政報告会を開催させて頂き、後援会はじめ多数の支援者にご参加いただきました。

来賓としては、地元の 堀大助 福岡県議に登壇して頂きました。
今日もぶっこみました。
同日で二か所を開催したのですが、やっぱり楽しかった。かなり言い方が迷う案件もあったのですが、正直にドストレートに言いました。終わってみると、健康的な疲労感。

私の市政報告会は、かなり変わっています。
持ち時間のみ決め、好きなテーマを思い切り深掘りします。参加している方をある意味では置き去り?というレベルで、特定テーマを探求します。
最初は”マニアック”という評価もあったんです、それでも2箇所で100名近くが参加してくれました。いつもの無茶なトークショー?にご参加頂き感謝。ある意味ではみんな慣れてきたのかも?

 

(自分の市政報告会なので、自撮り画像しかなくてごめんなさい。)

 

(登壇中の、堀大助県議)

 

私が30分、そして来賓(堀県議)が30分です。

本日の深掘りテーマは、拉致問題でした。
少し駆け足になってしまいましたが、思い切り深く深く触れました。市議レベルの市政報告会とは言えないほどに。
ぶっ飛んでいるイメージがあるかもしれませんが、たぶん実際にぶっ飛んではいます。壇上で堀県議も言ってました(笑)私も「うんうん」と。基本的な考えは意外に近いのですけれども。
(堀県議は、予備自衛官で弁護士という経歴。私よりは発言は大人しいですが、議場でも拉致を取り上げたことを発言していました。)
まあ、なんだろう、思い切ってどストレートに言うのは気持ちいいです。2箇所で同日で開催したので、ちょっぴり疲れました。

 

 

拉致問題については、動画の一部を紹介させて頂きました。

 

一年前の活動報告ですが、地元の支援者に直接お見せしたかったので。
時間の関係上、安倍元総理が(遅れると聞いていたのに)時間通りに入室され、私が焦ったという話をしました。
誇らしくも思った、そして悲しいということも。

 

 

私が行橋市に関して触れたテーマ、それは市政における混乱(相次ぐ市長の議案否決)をどう見ているか等。実は行橋市議会では市長と議会が対立構造にあり、少ないものだと「賛成3(定数20)」で否決。
私の個人的な考えにはなりますが、共産党色が強い市長方針であれば私はついていけません。口に出さずとも、多くの市議もついていけないんだろうと、そういうことを述べました。
これは私が共産党が好きとか嫌いとかではなく客観的な分析です。事例として、昨日の記事にもある、パートナーシップ制度について新市長が共産党市議に前向きな答弁を行う等。そのため市政報告会でLGBT関係に触れ、(多様性をまったく否定するものではないし、マイノリティの権利擁護はむしろ好ましいとはしつつも)女子トイレや女湯の問題、市が主催するスポーツイベントの参加資格をどう扱うか等、審議すべき問題があることを触れました。場合によっては、マジョリティに「我慢」を強いることにもなりかねず、それはマイノリティ(LGBTの方)も望むことではないだろう、と。

行橋市の場合、特殊な事情もあります。それは共産党市議に対して答弁を返した点です。
これはどの政党の市議に対して答弁をするかで意味が変わるんです。このあたりはネット保守にも浸透していない情報で、単にLGBTの推進という括りでは見ることができない。

共産党は、総選挙の政策として『日本共産党は従前から、性別変更の要件について、「病理モデル」から「人権モデル」への移行にふさわしいあり方を検討する方向を表明してきました。要件が変更されれば、今後、法的にも、男性器を備えたままの性自認女性という存在が認められるということも想定されます。』と公開されておりまして、共産党の政策に同調する形をとってしまうのであれば、女性専用スペースへの(マジョリティへの)不利益処分となりかねないという指摘はあり得るのです。
(事実、共産党もその声について認めているのだから。)

そのため、共産党市議に対して市長が答弁することは、別の意味を帯びてくると私は思っています。一般的な見方だと思う。
私が感じたのはその点ですが、「はっきりと言う」(おかげで敵を作る)私はまだましなほうで、共産党色を感じると、すっと組みにくいという市議はいる。自民党や公明党はもとより、他のふんわりした中間層の市議も組みにくさみたいのは感じる。また、国県は自民党・公明党が政権与党なわけで、当然、関係がうまくいくわけもない。

で、市政の混乱についてですが、私は別のことも言いました。
かといって、議会手続きの限りを尽くして市長を叩くまくれ!引きずり降ろせ!みたいのも違うと思っているんだ、と。
その先に政策があり、市民に対する政策提言があればいいのだが、単に政局的な動きをとることも、私個人としては大義がない。

この流れを見たら分かるように、私は現市長とは距離をとっている一人ではあるけれども、政策上の批判はしたとしても、「市長に対する妨害」としか見られない振舞いはしたくはない。
誇りを持って議員活動をやりたいからだ、ということもはっきり言いました。
このあたりは参加者からも、おぉ・・・という声があがっていました。

いま市政が混乱していることは事実で、誰もが言及を避けてはいるのですが、堂々と市政報告会を開催してと現状認識を述べさせて頂きました。
そして「私はこう思う」とお伝えさせて頂きました。

では、今日はこのあたりで。

 

 

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. azumaebisu より:

     良いね!

    いつもの小坪市議です。主義主張が守備一貫、安定しています。

    国政の稲田朋美さんとは違う。

  2. 生え際 より:

    小坪先生のご意見、我々ネット保守にも大切なものだと思います。

    意見が合わないからと否定して敵視するだけでは結局のところ、先鋭化して敵を増やすだけです。
    相手にも事情があって左寄りにいる場合もあるのですから、まず相手をよく知り、場合によっては話し合って懐柔したり、徐々に方向性を誘導することもできる可能性があります。

    仲間内で固まって受け入れられない意見を口にするものを全否定するだけでは、それこそ共産党と同じになってしまいます。
    協力できる可能性のある相手には、まず正面から話し合う選択肢を持ちたいものですね。

    意見が違う人と腹を割って話すのって正直、怖いし覚悟がいるものですけど。

  3. BLACK より:

    市議から市民に対する市政・議会・市議の姿勢の説明は
    非常にたいせつなこと、必要なことだと思います。

    市民にとって、市政・議会・市議の姿勢は見えにくいからです。
    そして、悪意は無く誤解してしまうことも多いと思うからです。
    また、対立構造が市民からも見える場合
    その対立構造の中でひとりひとりの市議がどう動こうとしておられるのか
    小坪氏が今回説明なされたような微妙な立ち位置・市議としての誇りは
    説明してくださらなければ知ることが出来ないからです。

    この「知ることが出来ない」が、市長選で現職が不利になった主原因ではないかと
    失礼ながら私は勝手に推察しています。

    参加者の市民のみなさまから「おおっ」とお声があがったように
    小坪氏の市議としてのお考え・誇りは本当に立派だと思います。
    問題は市長氏側がそれを理解してくださるかどうかだと私は思います。

    このような小坪氏を味方につけたら
    味方につけないまでも敵対心を持たずに是々非々でフラットに向き合うことが出来たら
    どんなに市長氏と市議会と市政と市民に利益になるだろうかと思います。
    問題は、たぶん、市長氏がそれを選択出来ない理由があるのではないかと言うことではないかと
    私の勝手ですが推察しています。

    誠に僭越ですが
    市長氏がどれだけ市民のことを考えられておられるのか
    それが問われると、私は市外から注視させていただいています。
    小坪氏のお心が、市長氏に通じることを願っています。

    以上 文責 BLACK

  4. 琵琶鯉 より:

    https://youtu.be/kz__yscCDZ8
    先日のプーチン大統領の演説を要約したものです。

    ウクライナ戦争を始めたのは誰なのでしょう。ウクライナの歴史を振り返る事で真実が見えてきます。そして、今、多くの事がデクラスされて来ています。
    やはり、日本のメディアは信じられないですね。

    • BLACK より:

      「ウクライナ戦争」では無く
      「ロシアによるウクライナへの侵略」ですよ。

      また及川氏ですね。
      日本のメディアも信じられませんが
      プーチン大統領の演説も、及川氏の主張も信じられません。
      日本のメディアが信じられないから、プーチン大統領の主張は信じられる
      及川氏の解説は信じられる、と言うことにはなりません。
      どちらも信じられないからです。白黒ではありません。

      歴史やプーチン氏の世界観・価値観をどうこう言ってもキリがありません。
      どの国にも歴史も世界感も価値観もあって
      隣の国同士、相容れないこともたくさんあるのは確かでしょう。
      けれど、どんな理由や経緯や価値観があっても、
      現在侵略したのはロシアであり、防衛しているのはウクライナです。

      では
      及川氏や琵琶鯉様は
      中共や南北朝鮮が日本侵略をして
      習主席や時の南北指導者が、何十年前、何百年前、千年以上前からの歴史を言って
      「日本侵略は正当だ」「日本は大陸のものだ」と言ったら、それを信じて納得なさるのですね。

      多くの日本人は
      歴史的にも、全ての推移を鑑みてもウクライナが正しい、と思っている訳ではないと私は思っています。
      現在、ロシアがウクライナに侵略して攻撃していることは許されない行為だ。
      それだけです。そこにはどんな解説も歴史も陰謀論も不必要です。
      私はそう思います。

      以上 文責 BLACK

      • BLACK より:

        極端に言えば、
        戦争の理由や言い訳に歴史を持ち出してはならないのです。

        私はそう思っています。

        以上 文責 BLACK

  5. ロード より:

    政治家のストレートな本音は、聴く側も気持ちの良いことだと思います。
    だから盛会になるのですね。

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