ゆくはし市議会だより

政党機関紙「しんぶん赤旗」の
庁舎内での勧誘・配布・集金について
小坪 慎也 議員


 役付職員、係長職以上が役付に昇任と同時
に、共産党市議会議員らから赤旗の定期購読
を勧誘されていること。
 また、同政党機関紙の購読の勧誘・配布・
集金業務が同党市議会議員及び民間の支援者
により、職務時間中の庁舎内で公然と行われ
ていること。
 上記の行為が数十年前から常態化している
こと。また、このような状態を多くの職員、
議員が慣習として周知していること。
市議及び民間人を含む、勧誘・配布・集金
の実態について、間違いないでしょう。


 事実に近いものがありますので、まず事実
だというふうに申し上げます。


 赤旗の購読は、党への政治献金の側面が否
めず、職場での大量購読は、地方公務員法で
定める政治的中立性に疑念を抱かせかねませ
ん。日曜版配布後の職場内は赤旗まみれであ
る、市民からは共産党員が多いんじゃないか
と誤解を受けていると指摘もしました。公務
員の政治的中立性が疑われても仕方がない状
です。
 問題の本質は、議員、元議員という立場の
者が、赤旗の勧誘を行っている点です。議員
による職員への心理的強制を疑われても仕方
がありません。


 政治倫理上、市議の地位利用とも取られか
ねないということですが、これは、個人と議
員との間の問題です。もしそう当該職員が思
うのであれば、購読中止を申し入れるべき
と思っています。


 私の要望としては、一旦は全面禁止とし、
政策資料として必要なら庁舎で管理して一
定部数を決めた数だけ導入する。そのうえ
で、読みたい方は、自宅に送る。
 これが憲法で保障された思想信条の自由を
何ら侵害するものではないし、購読の自由を
禁止するわけではありません。

 

全文を読む>> 市議会だより 平成26年 8月15日号 (第121号)

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