平成25年9月議会(1)

平成25年9月議会 一般質問
最初に、小坪慎也議員。

○1番 小坪慎也君

 おはようございます。小坪慎也です。早いもので4回目の一般質問になります。未だ至らぬ点は多々あるかと思いますが、市長、執行部の皆様におかれましては、端的かつ誠意ある回答をお願いいたします。今まではフルマラソンで70分を使い切っておりましたが、今回は質問数を絞り、余裕を持って質問を行なっていきたいと思います。

 一昨日のことになりますが、東京でのオリンピック、日本での開催が決定いたしました。東北大震災、福島での原発事故など、またアベノミクスで改善の兆しこそ見られますが、長引くデフレ、暗いニュースばかりが飛び交っておりました。その中で、日本が一丸となり、明るい未来を築き上げていく素晴らしい一歩となることと、そういうふうに考えています。わが行橋市においても東京オリンピックのように、議会が一丸となり、そして対立のみならず、和をもって執行部と手を携えるべきは携えて、市民に明るいビジョンを示していけるように、そのような思いで一般質問に立たせて頂きます。それでは、よろしくお願いします。

 1つ目の質問に入ります。国民健康保険について。国民健康保険についての一般質問は3回目になります。私が市議となり2カ月後の6月議会で取り上げたのがスタートだったと思います。未だ議員歴1年少々と半人前ではありますが、全くの素人だった初めての議会で扱ったテーマです。これをひとつ済ませていこう、進めていこうと考えています。扱ったのは昨年度6月議会、そして3月議会、今回の9月議会となります。様々な事象がありました。振り返りつつ、国保の本分野に関して、最後の質問を行なっていきたいと思います。

 執行部におかれましては、様々な対応を取って頂きましたし、市長、福市長ともに政治的な判断、サポート、アドバイスを頂けたこと、深く深く感謝しております。かつての質問でも取り上げましたように、例えば2013年2月24日に産経新聞で実際に犯罪となった例も挙げられておりました。(※1)またその渦中で、某有名芸能人の父が逮捕されたことを受け、本件の問題点については、執行部の皆様、議会の皆様、そしてこの一般質問聞いている市民の皆様におかれましても、深くご存じのことかと思います。

(※1 2013.2.24産経新聞「中国人に詐取される日本の国民健康保険…モラルなんてメじゃない“やりたい放題”」

 それでは、1つ目の質問に入ります。お伺いします。外国人に対して海外療養費、高額医療費が支給されることについて、執行部側の見解、及び市長の考えについてお伺いします。また、市民の不公平感解消のための施策と市としての取り組みについてお伺いしたします。具体的には、外国人による海外療養費の支給内容、高額医療費の支給内容について、お伺いします。

 併せて、居所不明者の調査結果についてもお伺いします。また調査結果を受けて、対応済の案件がありましたら、実績についても、併せてお願いします。

○議長 城戸好光君

 執行部に答弁を求めます。八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪慎也議員の国民健康保険につきましてのご質問に、お答え申し上げます。

 まず、第1点でございます。外国人に対しての海外療養費、高額医療費が支給されることについてのご質問がございました。

 国民健康保険では、国内の医療機関による一般的な療養給付のほかに、海外療養費として海外の渡航中における現地の医療機関の治療に対する費用の一部払戻し制度や、難病治療、手術、入院などで医療費が高額となった方々のために、一定基準を超えた医療費分を給付する高額療養費支給制度等が設けられております。ご存じの通りであります。

 これらは受給資格を有する全ての者を対象といたしておりますために、外国人の方であっても国民健康保険に加入している場合は適用されます。これは、国の定める制度、法令に従った運用でございます。他の全国自治体と同様の取扱いとなっているところでございます。

 次に、2点目として、市民の不公平感解消のための施策と市としての取り組みについてのご質問でございます。

 国民健康保険制度は、外国人の方であっても、資格要件を満たしていれば、被保険者となって、国保税の納税義務が課されるとともに、医療費の保険給付を受ける権利も得ることになります。また国保の財政運営は、加入世帯全てが負担をしている国保税によって賄われております。このため、その給付申請、資格の審査、その他の点で不正行為が行われた場合は、市民の不公平感を損なうことになりかねません。

 これらの点を踏まえまして、支給事務を行うにあたっては、申請書面の内容に細心の注意を払いまして、不審点の有無とか、あるいは居住実態の調査などのチェック能力を向上させるなどの取り組みを行なっているところでございます。

 詳細な件についてのご質問がございました。これにつきましては、担当の部長から回答いたさせます。以上でございます。

○議長 城戸好光君

 市民部長。

○市民部長 進谷稔君

 小坪議員から質問の市長答弁を補足させて頂きます。3点ほど質問がございました。

 まず、1点目の国民健康保険に加入している外国人への海外療養費の支給の実績についてでございますが、これにつきましては、平成23年度、24年度、25年度、本年8月まで、いずれも申請があってはおりません。

 次に、2点目であります。外国人への高額療養費の支給についてですが、まず23年度に1名の申請が出ております。この方につきましては、日本人の配偶者の方で重病に罹ったための国内での手術費等の支給を行なっているところでございます。また、平成24年度と25年度、本年7月までについては、申請があってはおりません。

 次に、3点目の居所不明者の実態調査という質問がございました。この調査につきましては、日本人、外国人、区別なく行なっている調査でございます。24年度実績では、37名の調査を実施し、その内、居住実態がないと確認できた15名を職権で削除しております。その15名の内、3名が外国籍の方となっております。以上でございます。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 本件を少し振り返って、問題点について深掘りしていきたいと思います。

 本件は、私は行橋市や執行部が、何かまずいことをしているとは、全く考えておりません。制度上の問題が、民主党の省令改正等が重なったことで、少し福祉のほうがセキュリティーホールになったような問題だったと考えております。

 その問題点のなかで、特に行橋市議会に、わが自治体に関係があると考えたのは、例えばですけど、いま外国人の話がありましたが、韓国の方、中国の方、フランスの方、イギリスの方、インドの方、いろいろな方が行橋市に仮に2泊3日程度であっても、医療目的や観光目的、短期滞在以外のビザであれば、1年であったもの、非常に厳しいビザから、これが極めて緩和されてしまった。そのときに自治体に求められるのは、こうしないと最低限、これができないと、もし万が一悪意を持った人が来たときに対応できないんじゃないかという部分がありました。

 それは、韓国の言葉が分かって、中国の言葉も分かって、インドネシアとか、英語ですか、フランスやイギリス、いろんな所の言葉が分かって、それぞれの自治体の発行する、若しくはレセプト等が読めなければ、その真贋が掴めない。また万が一、それが悪意を持って偽造というと言い方が悪いんですけど、何らかの形で悪いことをしようと思った方がいこうとしたときに、それが本当に正しいものであるかどうかを見破れないといけません。それのような事務手続きを国は地方自治体に丸投げしているように私は感じたんです。そのような意味では、地方自治体も同じく併せて被害者だと思います。

 さて、いま市長のほうから不正行為が行われた場合は、市民の公平感を損なうこととなりかねませんという言葉を頂きました。誠にもってその通りだと思います。

 また、申請書面の内容に細心の注意を払うという言葉がありました。ただ、その中で、沢山の言語を話せて沢山の国家の書面を全部覚えているという職員を、行橋市が雇用しているか、もしくは、そういう内容で募集をかけているかというと、やや難しい面があると思います。よって、突破されてしまうことはあるんじゃないかという気がしました。その中で、不審点の有無や居住実態の調査という言葉もありました。これは居所不明者の調査を徹底して行うというものかと思います。行橋市においては、自分が国保を勉強していくなかで、運用規則は一部改正して頂いたんじゃないかというふうに記憶しております。今の部長からの答弁があったものは、ルーチンで行なっている日本人の居所不明者がいるかどうかという部分を、外国人も併せて共に行なっていくという内容じゃないかと考えております。

 具体的には、苅田の国保組合に入ったり、例えば福岡市に移転したりした場合、行橋市に居所がない場合は、当然その資格を喪失いたします。それらについて包括的に一緒にやっていこうと。それを知ったときに、非常に優れた手段だなと私は思いました。やはり自分は新人ですから勉強していくなかで、素晴らしいな、面白いなというふうに感動しました。これは国民健康保険が条例や財源を地方自治体が持っているため、一部とはいえ判断できるというか、動ける部分があったからに違いない。つまり省令より上位である国の法律、国保で徹底的にうたわれている居所実態という部分から、日本人も外国人も分け隔てなく、しっかり運用して頂いている。今振り返れば、私の問題提起の仕方は、やや偏った扱い方であったことは否定できません。にも関わらず、執行部は何らかの方を標的にするわけでもなく、しっかりと国民健康保険を動かすということを最小限の改正で動かした。それは行政マンの意地であり、また執行部の知識の豊富さに驚くばかりという部分を記憶しております。ここから国民健康保険をちゃんと勉強しようと、私が思ったんです。

 市長、そして副市長、政治方針について、お伺いします。このような質問がかつてあったか分かりませんが、行政マンのトップとして、誇りと愛着を部下である行政マンに持っておられますか。私は今回の動きや知識の豊富さ、もしかしたら、これは普通のことかもしれませんけど、やはり頭が良いな、かなわないなというふうに思いました。副市長におかれましては、この問題は本当に大きな問題だということで、声を掛けて頂いたのを記憶しております。市長、副市長からの答弁をお願いします。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪慎也議員の非常に温かいお言葉を頂きました。質問に、お答え申し上げます。

 小坪議員さんにつきましては、国民健康保険制度等々、議員になられてから、いろんな研修を重ねられまして、今日の状況で本当に真摯な思いで質問をされていますし、またご意見を頂いております。改めて、そのご努力に敬意を表したいと思います。

 また、職員に対しまして、私ども常々言っているんですが、職員自体が、1箇所で5年、10年、20年といるわけではありません。大体3年とか長くても5年サイクルで動いております。その間に法律を勉強し、それからいろんな規則を勉強する、それからマニフェストを含めて相当にいろんな手順の勉強した上で、市民の皆さんの期待に応えるという努力をするのは、私自身大変だと思っています。しかし、職員が市の職員として市民の負託、皆さんの期待に応えるために採用されて、そこで仕事をしていく以上、どんなに若くても、中堅であっても、そのことに対して、真正面から向かって、そしてやっぱり懸命に勉強をしてもらいたいという話しを常に続けております。

 通常は8時半に出勤をして5時で退庁するというのが、これは仕事の時間的なルールですが、それだけではなくて、まさに土日、あるいは夜、仕事から帰っても、いろんな情報を掴みながら、マスコミの情報を掴んだり、いろんな本を見ながら、本当に自分が担当しているものがどうあるべきかということについて、しっかり勉強を重ねてもらいたい。そのことを含めて、市の職員としての対応をしてもらいたいと、常々言ってきております。だいぶんその面では、資質は向上してきたと思います。まだまだ市民の皆さんからの鋭いご指摘を頂いたり、もっと親切にしてほしいという話しがあったりしていますが、職員の皆さんが一生懸命頑張って頂いているということについては、改めて議員の皆様の前に、ちゃんと報告申し上げたいと思います。

 しかし、一方で、議員の皆さんもあの中を歩いて頂いて分かりますように、まだまだやっぱりきちっと市民の皆さんに真正面から向かって対応できる職員が圧倒的に多いですけど、中には反対の行動もございます。そういう職員たちに、もう1回叱咤激励をしながら、自分が持っている任務を全うするために努力を重ねていきたいと思っています。

 特に、国民健康保険制度というのは、非常に人々の命に関わる問題です。残念ながら、予算的なこと、それから収入面、いろいろありますけど、しかしそれぞれの方々が自分の健康を守るために、命を守るために何とかしてほしいというなかで、日本という国は素晴らしい国民健康保険制度をつくってきております。それが現状は、国それから県を通しての指導のなかで、地方自治体がやはり責任を持って、その方に対する対応をするという今日の状況になっています。いま国会では、いろいろ議論になっていまして、都道府県が全部持つべきというふうになっていますが、いずれにしても、やはり保険者はやはり行政であります。行政が市民の皆さんの負託に応えるように、懸命に努力をしてまいりたいと思います。

 今1つございます。外国の方の話しもございました。日本という国は、日本の社会が成り立っていくためには、圧倒的に多くの国民の皆さんの手助けをして頂かないと成り立っていかない国になってきております。企業もそうですし、商業もそうですし、農家の方々の所にも沢山おられます。あるいはいろんな所にも皆さんが来られています。そういう方々が日本で生活をする場合に、その方々の命を守る、健康を守っていくというのも、これはやはり国としての責務ですし、また地方自治体の責務だと思っています。中には不正行為に走る方もおられますけども、そこはきちっとチェックをして、そして厳しい指摘をしていきながら、しかし圧倒的にこの地域で働いている方々に対して、あるいはご家族に対して、その健康を守っていくために、命を守っていくために、私どもとしては、しっかり対応してまいりたいと思っています。

 内容については、議員ご承知のとおりでございます。我々、三役は勿論ですけど、部長、課長、係長、職員一丸となって対応してまいりたいと思います。今後とも、ご指導賜りますように、よろしくお願い申し上げます。以上です。

○議長 城戸好光君

 副市長。

○副市長 上田秀治君

 小坪議員の副市長としての考えということでございますが、いま市長が答弁された中身と、ほぼ私も同じような考えでございます。

 ただ1つ、私が小坪議員から直接お話を頂いたのが、議員は私費で、国県、それから出先に行って、いろいろ国保の制度、法的な制度とかいろんな矛盾点について、すごく勉強しておるということを、報告を受けております。これにつきましては、制度上の問題で、市で変えられるところは変えていきますけれども、やはり国の法律のなかで運用を行なっておりますので、この点については、十分、小坪議員が国等で、いろんな出先で勉強してきたことを市の職員と一緒になって議論をして頂きたいと考えております。今もその気持ちは変わりません。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 ありがとうございます。一番最初の一般質問だったかと思いますが、市長からこういう言葉を頂きました。近隣自治体、また北九州市や福岡市、県や国の動向を踏まえると。この時、少し本当は悔しかった。ただ、いま副市長からもありました通り、外に対して、いろいろする際、実は怖かったり不安なこともありましたので、外に出る度に報告書ではありませんけども、どこを訪問したというのは、市長もしくは副市長のところに、足しげく通っておったと思います。言い出しっぺである以上、行けるところまでやってみようと思ったんです。私費でというふうに言われましたが、あくまでもこれは自己研鑽の勉強の一環と思ってやっておりましたので。いま触れて頂きましたので、ちょっとだけ喋らせて頂きます。

 結果的にある程度の成果は残すことができたと思うんですが、実際、右も左も分かりませんでした。だから市長がおっしゃったように、近隣自治体や北九州市、福岡市、県や国の動向と、その通りにやりました。分からなかったからです。でも何かしたいと思いました。行政マンがひとつ意地を見せて、ものが動こうとしている。

 文官と武官に例えるとおかしいかもしれませんけど、僕も文官の行政の仕事をいっぱい覚えて、そして自分の仕事は武官である行橋市議会を構成する市議会議員の一人のみならず、政治家であり、そしてその中でできることは何かと考えたから、北九州市に行って、まさにその議会中には福岡市の市議さんが行橋市にわざわざ来てくれたり、紹介を受けて福岡市の国保部門にも相談に行きました。市長がおっしゃった通りにやりました。嫌味に感じるかもしれません。当時は実は少しだけ恨みました。逃げられたとも思いました。しかし、折角頂いたバッチがございますから、行けるところまでやりたいと、それが僕なりの筋道の通し方だと思って、ただただひたすらに前に歩きました。新聞社にも自ら取材依頼をかけました。産経新聞が取材に行橋に来てくれました。必死でした。その節は副市長がアドバイスをくれたと記憶しております。ありがとうございました。まさかやるとは思ってなかったと思いますが、やりました。相手はとても大きかったです。

 他の自治体、私は新人で1期生です。最初は名前も覚えてもらえませんでした。3回会って、それでも駄目でした。だから笑われるかもしれませんけども、名刺にKTB48と入れました。小坪慎也という意味です。ダジャレです。ちょっと情けないところもありました。でもそうしないと覚えてもらえませんでした。

 いま言って頂いたように、県や国にも行きました。これはもう本当に市議会議員というよりも自分の研鑽、勉強、そういう側面が強かったからです。県の厚労委員会の委員に会えた際には、まだ書き慣れておりませんでしたが、資料を必死に書いて行って、持って行きました。何度も行きました。飽きたらず、その東京都議の当時の厚生労働委員長にも掛け合いました。若い都議さんで、たまたまですが、連絡先を知っていたからです。市長、副市長は知らない話は1つもないと思います。全て報告しておりました。毎回、毎回、勉強がてら行っているので、お土産も買って、訪ねて行ったと思います。あの子は何をやっているんだろうとか不思議そうな目で見ておられたのを覚えております。言った以上、ずっと継続しておりました。

 国にも何度も掛け合いました。陳情をかけた国会議員は、70名を超えたと思います。それはもう面会許可書もずっと市長室に届け続けました。議員便覧も初めて買いました。関係者に徹底的に聞きました。アポは僕の力では、そんなに取れませんから、わらしべ長者のような形で行きました。省庁にも行きました。活動費がちょっと尽きかけたのもあるんですけど、車で自走で行ったこともありました。いま九州から車で来ましたと言ったら、お会いしたことのある先生は会える限り会って下さいました。最後は地元選出の武田先生が見かねたからでしょうか、鳩山邦夫先生を紹介して頂きまして、現職の田村大臣の所で、事務所でプレゼンを出して頂きました。ここまで全て報告していると思います。

 なぜやったのかという話しです。やはり少し執行部や職員を、一番最初は少しなめておりました。皆、市民が悪い悪いというからです。誰も褒めませんし、だけど、勝てないと思いました。そのときに、それに応えようと思ったんです。

 もう1つは、私は国保に実は加入したことがありませんでしたので、こんなに高いとも思わなかったし、私はこんなに財政が真っ赤っかだとも思いませんでした。聞いてみれば、僕の同級生、ワーキングプアの仲間たちは、何度が延滞をして、やはり市役所から督促をもらって頭を抱えたりもしておりました。高いんですね。

 こういう問題があるというふうに提起した以上、引くことができなかったんです。ただ新人で本当に右も左も、そして物事も傾聴レベルも分からなかったから、突っ走れた側面は大きいと思います。少しではありますが、物事を動かすことができたと思います。最後は、これは面白いからということで、国会議員にちょっと取り上げて頂きまして、CS放送ですが、ちょっと番組に出席させて頂く機会があって、某有名芸能人の父が逮捕されて以降、再生回数が跳ね上がって、1万5000再生くらい、(※2)それも見せに行ったと思います。

(※2 衆議院議員 木原みのる「ビデオレター 第7回 「民主党の置き土産、外国人への社会福祉問題[桜H25/2/22] ←6:00頃から国民健康保険)

 市長に政治方針について、お伺いします。上の国会があって、途中に県があって、一番下の末端の地方で、そういう卑屈ではないけれども、私たちには出来ない分野が、そりゃ沢山あります。市役所の中でできないことは沢山あります。国保や税制は特にそうです。しかし言い換えれば、今回、体を動かす中で感じたんです。偉そうに言う部分じゃなくて、体感して思ったんです。国があって県があって、地方自治体があったら、日本という1つの生き物で、私たちはアンテナや、虫に例えたら触覚に当たる部分で、ここはここで大事な仕事なんじゃないか。声を挙げるのは、絶対に大事なことなんだと。これは行政マンに応えることはできないと思います。

 まだ未熟な一人の政治家に対し、ベテランの政治家として地方の意地と言うか誇りという部分で、問題点があったら、しっかりと対応していくというような、そういう話を市長から聞けたら嬉しく思います。市長の政治方針について、お伺いします。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 再質問に、お答え申し上げます。

 改めて、今日まで小坪議員が大変な努力で、いろんな所の人々と会って、そして研鑽を深められたこと、心から敬意を表したいと思います。

 人々は日本全国1億2700万人の方々が、どんなに小さな島であっても、どんな山間であっても、皆さん、そこで生きています。行橋の中でも7万2300人、約7万3000人近い方々が、この行橋で生活をしています。そして、その行橋市という単独の市だけでなくて、人々の動きというのは、この京都平野だったり京築であったり北九州であったり福岡であったり、この近隣の所で、いろんな動きをいたします。勿論、買い物に行くこともあるでしょう。楽しみに行くこともあるでしょうが、医療関係でいきますと北九州の病院に入ったり、福岡の病院に診察に行ったり、それからこの地域の中でいろんな動きをされます。それから教育の関係も、子ども達も含めて、相当にいろんな所で動いていきます。そういうふうにして人の動きというのは1箇所に留まるんじゃなくて、もう今の社会ですから非常に大きい広がりを見せているわけです。それらに対して、私たちは、まずは行橋市の行政として、どういう対応をしていくかということが第一義であります。

 そのことについて、いろんな対応をしてきていますが、しかし、これは議会と同じなんですが、近隣の自治体、例えば、よく筑豊7市と言いますが、筑豊7市の関係する自治体、それから福岡県、九州、そして全国のなかで議会は議会として議長を代表として、いろんな今の状況を分析をして、国に対する要望活動を続けています。それから市長会は市長会として、この福岡県の市長会、北九州もそうです、筑豊7市、そこから始まって福岡県、九州市長会が10月に開かれますけど、今度は天草ですが、そういう所に行って、様々ないろんな問題についての議論をいたします。この国保の問題は、まさに中心に座るような議論だと思っています。そういう意味で、国は国として全国民をしっかり、どうするかという議論をしてまいりますし、中間の都道府県は都道府県でいろんな議論をしてまいりますけど、一番住民に近いところによる地方自治体としては、そこに住んでいる方々、あるいは近隣の方々と、どういうふうな行政を行なっていくのが一番良いのかということについての方向性を持って議論を続けてきています。それらに対して議員の皆さん方も一緒にやって頂いたり、あるいは時にはチェックを掛けて頂いて、こうあるべきだということについての提案をして頂いています。

 そういう意味では、国と県と市町村の流れというのは、一時期ちょっと地方分権問題で大議論になりました。これからも議論になると思いますが、今は若干逆になって、国、それから国のほうの方針に従って都道府県、そして市町村という向きに、ちょっと切り替えられようとしています。本来もう1回、地方分権というのは、余り好きじゃありませんけども、地方自治体の力をしっかり認めて頂いて、地方は地方として物を言うべきことをやっていく、それからいろんな行政もやっていく、そういう力を頂くのは大事だと思っています。しかし、財政的には圧倒的に国から頂いて、そこから補助を頂いたり、いろんな交付金を頂いて運営していますけども、今までは国、県、市町村が一体となっていろんなことをやってまいりました。今後も変わらないと思いますが、しかし基本は、それぞれの地方地自体は地方自治体の力を発揮して、独自性を発揮してやっていくべきだというふうに思っています。

 この国保の話しじゃありませんけど、この地域のいろんな道路の問題とか、その他諸々の全て、地域は地域として連携してやっていっていますけども、中心は、やはり行橋市だというふうに思っています。そのことについては、今後も十分そのことを踏まえて対応してまいりたいと思っています。

 最後に、政治方針ということですが、やはりいかにして市民の皆さんの負託に応えるかというのが非常に大事であります。勿論、いろんなご意見を持っておられる方々が圧倒的に多いですから、いろいろ駄目だとか、OK、良いですよと言われたり、様々なことがあります。それは当然だと思いますが、しかし圧倒的にやはり7万3000人近い市民の皆さんの負託に応えるために、行政の責任をお預かりしていますので、議員の皆さんのいろんなご指導を頂きながら、これからも頑張ってまいりたいと思います。

 最後に、ちょっと赤字問題に触れましたので、これはこの場の答えではありませんけども、非常に残念なことは、国民健康保険が行橋でずっと赤字体質を持ってきています。やはりいろんなことでお願い申し上げますけども、どうしても1割近い方々が負担をされない。あるいは負担が出来ない方々は対応の仕方はあるんですが、負担をされないということで赤字体質をずっと続けてきております。これはやはり市民の皆さんの気持ちをしっかり、もう一度汲み直しをして、市として、やはりご自分も、それから回りの方々もいっしょに命を守っていこう、健康を守っていこうという国民健康保険制度を理解して頂いて、負担をして頂くという、その対応は今後も続けていきたいと思います。しかし残念ながら赤字体質からどうしても抜け出ていないという状況がございます。それをいま必死になって職員に叱咤激励しながら、何とか良い方法はないかということで対応しています。

 そのことがあって、どうしても赤字の解消のために、高いというお叱りを頂いていますけども、国民健康保険料を少し上げざるを得ないということが続いてまいりました。これはもう1回、市民の皆さんのお気持ちを汲んで頂いて、赤字体質をなくしていくことによって、負担も軽減されていくと思いますし、これは国に対しても県に対しても、いろんな物申しをしていきたいと思いますが、市は市として努力を続けていきたい、最後にこのことだけ触れさせて頂きました。これはまたいろんな議論があると思いますが、これからも大いに皆さん方と意見交換をしながら、国民健康険制度は充実をして市民の皆さんの本当の負託に応えられるような制度になるように、努力を続けてまいりたいと思っています。以上でございます。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 取扱いが最後となりますので、少し長いんですけど、一部振り返りになります。

 この問題は、民主党政権下で出された省令により、端を発しております。性善説により構築された日本の法律、福祉制度が結果的に悪用される危険性があるということ、また地方自治体の財政が詐欺の温床となりえる、そういう警鐘を鳴らす目的で扱ったものでありました。また、その手続きの窓口が地方自治体であり、もともと機関委任事務であるため、行橋市も責任の一端が負わされてしまっているという点であります。

 対象となっておったのは、国民健康保険のみではありませんでした。子ども手当こと児童手当、またシングルマザーを対象にした手当である児童扶養手当、国民健康保険、介護保険などでございました。いずれも地方自治体の負担割合の大きいものであります。よって、これらが悪用された場合、当市の福祉財政を直撃し、行橋市民の血税を垂れ流す結果となります。

 民主党による改悪前も、外国人であったとしても1年の滞在をもって国民健康保険、その他に入ることができました。1年のビザというのは、非常にしっかりとみられており、そう簡単には下りません。当時の小宮山大臣が内閣も議会の決議も経ずに大臣の印鑑のみを押して出した省令、これで行なったことは、僅か3ヶ月の滞在を条件に、これらの社会福祉制度に加入できるようにしたというものです。他制度により実態としては6カ月になるかと思いますが、滞在3ヶ月のビザというものは、日本には24種類のビアがあるのですが、この殆どのものが対象となります。観光や短期滞在、医療以外のもの、ほぼ全てのビザが国保加入対象になってしまったのです。

 さらに、この改悪の最大の問題点は、外国人登録法が廃止されて、住民基本台帳に移す際に、民主党は、もう1つある改正を行なっている点です。それは、再入国手続きの延長なのですが、何と省令や通達で出された内容は、再入国の手続きをしておれば、外国人に国民健康保険などの福祉サービスを最大で5年間出しっぱなしにしなさいというものでした。行橋市に5年間、最大で負担しなさいと。再入国とは、日本と海外を何度も行き来する際、毎回、福祉制度を切り替えていくと事務手続きも煩雑になるためでしょう。また行政側、市民側双方の負担軽減の観点からと思いますが、一定期間については、また来ますと申請しておれば、福祉が利きっ放しになるというものです。これを最大で5年間に延長しました。

 例えば、行橋市に半年のビザを持った外国人が訪れ、居所の問題についてクリアし、国民健康保険に取りあえず加入したとします。仮に2泊3日の滞在であったとしても、ビザ等が規定をクリアしておれば国保に加入できてしまいます。この外国人が本国に戻ったとしても、再入国の手続きを取っておれば、最大で5年間、国民健康保険から外国人が本国で受けた医療行為、例えば中国の方が中国で受けた医療行為も、日本人の血税で、行橋市の国保であれば行橋市民が払っていく。また子どもがいれば児童手当、シングルマザーであれば児童扶養手当も出し続けなければいけない。そのようなことが民主党政権で行なわれたという問題でした。

 先程、市長からも触れられましたので、少し私も触れさせて頂きます。

 日本における公的保険制度の優れた点として、一番最初に触れておりましたが、日本人旅行者や短期の業務で渡航したビジネスマン等が海外で怪我をした場合でも保障するという制度設計にあります。これは素晴らしい点だと思います。性善説に基づいており、悪用も懸念されますが、日本国民を守るという観点では、非常に素晴らしい制度設計と言えます。

 外国人が国民健康保険に加入できてしまうことに関しても、私は非難の対象になるとは考えておりません。他国の例を見ても許容せねばならない点もございます。例えば、留学、ビジネスで短期ではなく長期で外に出た場合、海外転出の届出を伴う場合は、海外療養費の対象とはならないからです。よって、日本人が他国の公的保険に加入している事例もあります。代わりに他国においては、非常に高い敷居が設けられておりました。今回の問題は、この敷居のみを酷く下げてしまったことにあったかと思います。

 私が本件で一番問題だと考えたのは、国民健康保険法という法律の性格を、特に非常に優れた部分、先進的な部分を、まるで違うものにねじ曲げてしまったことにあります。殆どのビザを許可してしまったことで不てい外国人の混入を結果的に助長し、日本人を守るための優れた海外療養費の制度が、自治体財政に牙をむく形になってしまいました。法律の根本をねじ曲げたのにも関わらず、議会の議決や議員の政治判断、一切の議論を経ておらず、大臣の一存でやって良い範囲を超えたんではないかとも考えました。また、上記の福祉サービスの多くは地方自治体の負担割合が大きく、自治体への事前協議がなされていなかったという点も問題に感じました。

 悪用が懸念され、実際に大きく報道にも取り上げられました、国民健康保険法の一部の制度は、元から悪かったわけではないと、私は考えております。取り上げさせて頂いた問題は、元々はちゃんとした制度であり、むしろ世界に誇っても良い先進的な制度でありました。制度自体も、執行部も批判しているわけではございません。

 その上で、先程の質問と少し関連するのですが、これが分かるのは、結果的に地方しかないと思うんです。財政や条例を持っているのは地方ですし、まさに最前線にいたのは地方です。ですから、いま自分のほうからは、これこれこうですというふうには言えないんですが、恐らく外国人による海外療養費、国のほうでは集計ができないと、どこかで習いましたので、地方自治体のほうを集計しようとか、そういう動きがあってきているかと思います。

 ちょっと時間があれですので、最後に市長にお願いして、私はこの件、少し無理をしましたし、危なっかしいところも多々あったかと思います。しかし、最初の市長から頂いた言葉に触発されたことや、執行部はしっかり動いていたことで、逆に意地になっていろんな所を回りました。結果的に地方自治体に議員として最前線にいることに、いま強い誇りに思っております。京築地区を代表する中核としての行橋市、この誇りを持って、一緒に今後も動いていけたら良いかと思います。もう質問は次に移ります。

>> 平成25年9月議会(2)に続く

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