水産業および農業などの一次産業に対する市の方針(令和7年9月議会の一般質問)

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一般質問 第3部 / 全3部

水産業および農業などの一次産業に対する市の方針

発言 8回読了 約12分議会中継

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13番小坪慎也

ちょっとここから駆け足の質問になります。ここで少し政治的な意味合いもあってですね、市とはどういう在り方かということが背景にございます。

早速質問なんですが、今後の魚市場の運営について副市長に答弁を求めます。

取扱量の減少によりまして、市場の運営が年々厳しくなって、このままでは閉鎖されるのではないかという声を耳にすることがございます。京築地区の魚市場は、この行橋市の魚市場のみであり、なくてはならない施設であると考えますけれど、今後の市場の運営についてはどのようにお考えか、お聞かせください。

議長井上倫太郎

執行部に答弁を求めます。

副市長。

副市長米谷友宏

お答えをさせていただきます。まず、議員がいま御指摘をいただきました取扱量の減少でございますが、近年の気候変動による水産資源の減少や漁業従事者の高齢化等の影響により、魚市場の取扱量については年々減少傾向となっております。

現在、蓑島にございます魚市場の建設計画時の平成5年度の取扱金額が約14億円であったのに対し、直近の令和6年度の取り扱い金額は約5億円ということで、この30年間で約3分の1程度まで減少しております。

市場の卸売業務に係る手数料が運営資金の大部分を占める卸売業者にとりまして、この取扱量の減少は、市場運営に大変大きな影響を及ぼすものだと考えております。また、このことから経営不振により閉鎖に追い込まれるケースも、本市ではございませんけれども、そういったケースも他では考えられているところでございます。

昭和47年の旧魚市場の開設以来、約50年間、市民の台所として出荷者と消費者をつなぐ重要な役割を担ってきた魚市場施設でございます。水産業の振興を図る上でも欠かせない施設であると認識しておりますので、今後も引き続き、販路の拡大や取扱量の増加に向けて取組んでまいりたいと考えております。以上です。

議長井上倫太郎

小坪議員。

13番小坪慎也

ここですね、私は、ちょっといろいろな属性がありますので、質問が少し難しいのですが、漁師さんにも少しお話を聞いてきました。取扱量と漁獲量と、またちょっと違うんですよ。生産者が獲ってきた金額、量が漁獲になってくると。ここは、ちょっと何箇所から市長に話がいったやに聞いておりますけれども、いろいろと海というのは難しいところもあると。

漁獲量が下がっているじゃないかという声もあります。いや、獲っていないじゃないかと。それはそれで一つあるんでしょうし、金額でやっていくと魚価が下がっているというのもあります。外に持って行っているんじゃないかとか、いろんな話があります。

それは別に持って行ってもいいんです。ここ、行橋だってさばけない魚があったら持って行ってもいいですし、直方のほうの筑豊の魚市場が陸の中にありますから、そもそも漁獲量はゼロですから。でも取扱量はあるという例もあります。

また値段については、いま副市長から答弁をいただきましたけど、取扱量に対し、5パーセントか8パーセントか、確か8パーセントだったと思いますけど、取扱量に対して市場は収益が上がるわけですけど、値段を決めているのは市場ではないという理解です。というのは、私自身は、ごく短期間でしたけど、うちもお店をしておりましたので、仲買人といってお魚を買う側。だからヤフーオークションのフィールドみたいなものが魚市場で出品者と落札者がいるみたいなかたちで、実際に値付けをしているのは仲買人だというふうに僕は思っています。

また、大口の取引先についてなんですが、大きいスーパーマーケットとかきて、たくさん買ってくれたら大体安くなります。取扱量が増えて、そして金額が上がれば、市場は儲かるでしょうけれど、生産者に入るお金が増えるとは限らないんですよね。高級に、高い値段で少ロット買ってくれる人たちが複数いたほうが、業者は助かるんじゃないかなと。安易に大口大口と言っていても、たぶん決まらないだろうと。僕はちょっと属性が難しいというのは、漁師さんも知っているし、市場も知っているし、これは時に利害が対立するものだし、そのうえで自分の属性としては仲買人の属性もあるなという部分で、そこは静観しているところもあります。

また、海については、ほとんど県行政でございますから、そこのところも福岡県の地図全域で見てもらったときの、この行橋市の在り方って何なんだろうなと。そこのところを他の自治体や県行政に対して誤ったメッセージになっているんじゃないかということを、漁師さんとかと最近話をさせていただきました。

ここは時間いっぱいで、3問目まででやめようと思っていて、4問目には、ちょっと入れないなと思っているんですけれど、ストレートに聞きますが、魚市場の再整備計画について質問いたします。

市場の衛生管理基準の見直しに対応した整備や施設の老朽化に対する整備など、今後の整備計画について、いま話をした取扱量ですね、市場の存続のためには取扱量を増やしておくしかないというか、しておくしかないという言い方も、あまり丁寧ではないとは思うんですが、それを上げないことにはどうにもならないわけですよね。それを増加させるためには、どうすればいいのか。

魚価を上げていくについても、いい仲買といったらあれですけど、すごく高い値段で買ってくれるような高級デパートみたいな所というのは、新しい衛生基準が既にあるんですよね。答弁に出てくると思いますが、HACCPという基準で、豊洲とかの魚市場で、タイヤで中に乗り入れたらいけないとか、ウイルスが蔓延しないとか、いろんな意味があるんでしょうけど、そもそも仕様が違うんですよ。そうすれば単価が変わるというのがあると。ただ、それにはもう、ちょっと中途半端なお金では厳しいところがあるんです。

それをどうするのかというのが、対外的に行橋市としてはメッセージを示していないと思っておりますので、これまた金額も金額ですし、この場で明確な答弁を即時にというのは難しいでしょうけれど、ちょっとストレートに聞かせていただきます。

HACCP基準ですね、衛生管理基準を見直しに対応した整備等々、どのようにお考えでしょうか。

議長井上倫太郎

執行部に答弁を求めます。

副市長。

副市長米谷友宏

お答えをさせていただきます。まず、現在の魚市場の施設の状況でございますが、建設から約30年が経過しておりまして、これまでに製氷機やシャッター、 浄化槽など設備の故障に加えまして、建物の雨漏り等が顕著となっております。これにつきましては、これまでに国県の補助金を活用した施設の改修を行っております。

また、ただいま議員からお話がありました、2020年4月の食品衛生法の改正によりまして、卸売市場の全ての水産物卸売業を対象としまして、一般衛生管理に加え、HACCPに沿った衛生管理の実施が求められるようになっております。また、卸売市場については、生鮮食料品など多様な商品が短時間で流通しておりますので、万が一ですが、事故等が発生すると多くの消費者の方に影響が及ぶ可能性もございます。

質問のございました今後の整備につきましては、豊前海の海産物を新鮮かつ安全な状態で消費者にお届けすることができるよう、新しい衛生管理基準も踏まえたなかで、今後についての検討を行ってまいりたいたいと考えております。以上です。

議長井上倫太郎

小坪議員。

13番小坪慎也

これですね、私、立場的にも本当に言いにくいところもあるんですよ。比喩として正確かは分かりませんし、現在が違法操業状態みたいな言い方ではないんです。

自動車って、いっぱい走っている。古い自動車も新しい自動車もある。でも新車に新しいのにお金を払うんだったら、やっぱり新しい車を買うんですよね。基準とはそういうものだと思っているんですけど、明らかに車検に通らないだろうなとか、車検を通す気がないんだろうなというふうに見られる古い車を、要は壊れるまで使い倒して、最後は廃車でいいやという扱いに、行橋市は見えておりませんかと。ちょいちょいちょいちょいリノベしてですね、DIYとは言わないけれど、細かい補修とか設備投資には限界がやっぱりあるんですよね。

外からどう見られますか、という話を実はしているんです。当然、私は残してほしい、存続していってほしいと思っていますけど、これはどこかで結論が必要で、工藤市政の方針とはたぶん違うんだろうと思います。古いものをちょっと補修して新しいふうに見せたらいいかなと。これはすごく失礼な言い方なんでしょうけど、僕にはそう見えているというところがひとつあります。

あそこの魚市場は一つ問題があって、やっぱりコンクリートでつくっているから、壊せないんですよね。支払いが終わったけど、まだ耐用年数が残っていたりとか、じゃあHACCP基準に準拠したものにかえられるかというと、とてもじゃないけど改修ができないというのが実態です。なんでかというと全部生コンだから。

これは、どうしようというふうに思っていて、じゃあ今日と同じ明日がそのままくるかというと、私は怖いなという思いもあるんですよ。私も、ちょっと全部が全部ものすごく水産に詳しいわけではありませんから、買う側なので、海のものとはいえ。

中津にもあります、県境を超えたら。直方ら辺に筑豊の魚市場があって、後は北九州にあります。あと久留米がどこかにあったのかな。いま遠賀と飯塚の魚市場がなくなりました、なくなったと思います。筑豊に統合されていると。だから市場って、仲買人と一緒に移動しないといけないから、買ってくれる人と一緒にね。それはそこに人がいるわけですよ。

この中で、地図で考えてほしいんです。北九州があって筑豊があって行橋があって中津があると。他の魚市場が新基準で強力な魚市場を用意してきた場合、県全体ですよ、僕が要らないと言っているわけじゃなくて、地図で見たときに、行橋が要らないよと、地図とかそういう未来選定が起き得ることなんですよ。だから私は恐怖を感じているんです。

それがメッセージという話です。近隣自治体に、行橋はやりますよ、残しますよというメッセージは、活魚水層を直しただけでは、たぶんだめなんです。これリノベじゃだめなんですよ。新たに設置して新規に設置してくれという意味ではないんですけど、いわゆる大規模改修というかたちではだめなんです。実際に成果がなくなっていますしね。

ここが政治的に、ちょっとニュアンスだというのは、県のほうの動きも、いま一部あるやに聞いています。執行部の耳にも少し入ると思いますが、あまおうや八女茶、同等レベルの県産品に魚介類を選ぼうかという話があると。もう、1件当たりの年収は8千万円とか1億円とか、そういうレベルにまで上がるでしょう、生産者のものすごくいい話ですよ。

その生産拠点が、加工場がどこになるのか。先ほど述べたところの地図の内のどこになるのか。決めるのは県ですからね。これは市議会でもないし市長でもない、相手あってのことですから。でも今は、それだけの大きな話があるやに噂レベルの話できていて、できれば行橋が選ばれたらいいなって思っているところですよ。

そこできちっとやっていきたいなというときに、私は誤ったメッセージになっていやしないかと。そこのところは、整備計画の立案をせめて検討はしていただきたい。答弁をお願いいたします。

議長井上倫太郎

執行部に答弁を求めます。

副市長。

副市長米谷友宏

お答えをさせていただきます。魚市場に関しましては、議員から御指摘をいただきましたとおり、施設の基準でありましたり、また一方で運用面での課題というのもあろうかと思います。

この施設の整備につきましては、まず議員御指摘のようにHACCPに沿った衛生管理の実施については、私どもも現施設におけるところの課題の一つであろうというふうに考えておりますので、これにつきましては、また部内のほうで検討してまいりたいと考えております。以上です。

議長井上倫太郎

市長。

市長工藤政宏

お答えします。いま様々な御意見を頂戴しました。いま情報がですね結構錯綜している、飛び交っているなというふうに認識しています。真偽がありますよね、この流れている情報というのも。また立場によって、またその時々によって、場所によっても、ひょっとしたら言っていることが違ってきている可能性があります。

私自身も、ちょっと前ですけれども、実際に所管のほうにも、まず各ステークホルダーがいま現状どのように考えているのか。どういったところが課題なのか。そういったところの意見・考えといったもの、率直なものを吸い上げてくるようにと指示を出しております。まずこれが絶対に必要だということ。だからうかつにいろいろな情報を流されないということが必要だと思っています。

それとHACCP基準に関しては本当に悩ましいところでして、私もこの京築で、行橋で生まれ育ちましたので、海といったものは大変重要、大切だと思っております。そして、これからもこの地場の物を子どもたちも食べていただき、伝えていきたいという思いがございます。

やはりこれは先ほど議員がおっしゃられたように、非常に大きなコストがかかるところもありますし、じゃあこれを仮に改修したときに持続可能な、漁師さんたちもずっと続けていけられるかどうか。ここは鶏が先か卵が先かというところもありまして、どっちが先なのか、ここも非常に難しいところです。この辺も含めて、とにかく正確な情報を集めて、これは意見・考えだけではなくて、その他の情報も多角的に集めたうえで、しっかりと判断してまいりたい。

そしてこれは必ず申し上げておきたいことですが、現時点で魚市場をなくすと、そういった考えは、当然のことながら持ち合わせておりません。可能な限り、こういったものをしっかりと魚市場を継続できればと、そのように考えておりますので、またお知恵もお借りしたいと思っています。以上です。

議長井上倫太郎

小坪議員。

13番小坪慎也

立場、フィールド、場、舞台によって、言うこと、ニュアンスがまちまち変わるというのは本当にそのとおりで、私もちょっと言葉を選んできています。

ただ、県ということを言ったのは、海は県の色合いが非常に強いんですね。漁師さんたちにも一部話があっていて、そこからあがってきた話なんでしょう。

HACCPについては、本当に私も同じです。ISOと同じく、縛られることもありますから、今までとはちょっと違うかたちで出さないといけない。漁師さん側にも負担がかかる話なんですよね。

ただ、鶏・卵、確かに私もそれはその通りだと思うんだけれど、どこかで意思表示をしないと、もし本当に県が何らかの、それだけ大きな思いを持っているのだったら、選ばれる所と、そして選ばない所も出てくるんですから、選ばれるために自分たちがどうしたいのかというのは、ひとつ姿勢が出てくると思いますし、そこは市長も今後仲良くしていきたい先生方との動きなのかなというふうにも、自分は察しております。

情報は、やはり自分の足でかせぐものです。ですから市長も様々な外交関係、強化していただいて、情報を取っていただいて、そのうえで御判断いただければなと思います。

行橋の海に幸あれということで、質問を終わらせていただきます。

議会中継 / Footage一般質問の映像このテーマの質問は、映像の 43分19秒から始まります(再生を押すと、そこから流れます)。
期日
会議
令和7年9月定例会 本会議3日目
質問
小坪慎也(一般質問)
中継
行橋市議会 公式YouTube

出典:行橋市議会 公式YouTubeチャンネルYouTubeで開く(43分19秒から)

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