二元代表制における執行部と議会、市議の果たす責務(令和3年9月議会の一般質問)

一般質問
‹ 令和3年9月議会一般質問二元代表制における執行部と議会、市議の果たす責務
‹ 令和3年9月議会

一般質問 第3部 / 全3部

二元代表制における執行部と議会、市議の果たす責務

発言 7回読了 約10分議会中継

XFacebookLINE

共有

XFacebookLINE

応援クリックをお願いします。(押すと消えます。)

人気ブログランキング
9番小坪慎也

それでは、少し駆け足になりましたが3項目目に入らせていただきたいと思います。

これは市長と副市長にお伺いいたします。二元代表制における執行部と議会、市議の果たす責務でございます。執行部の役割、議会の役割ですね。

まず1つ目、執行部の役割、議会の役割、市長、副市長、いかがお考えでしょうか。もうこれは観念論とか自分の認識で結構です。法律でどうこうという話ではありません。

議長澤田保夫

田中市長

市長田中純

お答えを申し上げます。執行部の役割、議会の役割という御質問ですが、当然日本は民主主義のもとで、しかも三権分立制、それから代表民主制といった根本原則があるわけでありますけれども、議会はその根本原則の一つであります代表民主主義制をとっている。

そのメンバーの御一人御一人が議員というかたちに、構成になっていようかと思っております。そして期待される役割とすれば、当然のことながら市長部局から提出をされます法令等々、市民の規則等々に関しまして、提案されたものの、もちろん予算とその他諸々の決めごとがあるわけですけれども、それに対して可否を決定すると。そこで通過となればそれが社会全体のルールになっていく、法律になっていくという過程、いわば社会の決めごとをつくる人、決める人、と言えば極めてシンプルな言い方になりますけれども、概ねそういった感じの見方をしております。以上です。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

ここは、これが正解だという答えは一切ありませんで、私も答えが実はないんです。各議員ごとに違うと思いますし、それぞれの政治家ごと、市職員ごとに突き詰めていけば違うものであろうと思っております。

それでは、城戸副市長にお伺いします。これ、実は通告書の言葉はかなり硬派に書いたつもりで、非常に私なりに迷った部分や今学んでいる部分で、私自身も答えは見い出せていません。副市長席からではありますが、かつての市議の経験も踏まえて答弁いただきたいんですけれど、この通告書に書いてあることの少しだけ私の思っていることを言いますと、執行部の役割、これはもう提案権、提案して予算の編成権があって議会に諮って、議会が議決を出せば、それを今度執行する責務を負うと、基本的な流れはここになります。

それで議会の役割というのは、どこかで過半数構成ですね、与野党という言葉がこの場で適切かは分かりませんが、過半数で最後は数だというかたちでそこをひっくり返していくと。ここがひとつ議員の力になってくると。私は、これは現実だと思っていて、全くもってこれを否定するものではないんです。

ただ、質問の小項目の2項目目で、国・県・地方の在り方の正常化について、という言葉を入れておりまして、単に過半数構成だけが全てではないんだろうなとも思っておりまして、城戸副市長はこの部分、回答としては質問がふわっとしているから回答もふわっとしてしまうのかもしれませんが、議会全体、執行部全体そこの部分についてはいかがお考えでしょうか。御所見をお願いします。

議長澤田保夫

城戸副市長。

副市長城戸好光

小坪議員の質問にお答えをいたします。冒頭から小坪議員のお話を聞いていると、本当にここは地方議会だろうかというようなふうで話を聞いておりました。

私も議会に7回挑戦して24年数カ月、皆さんとともに頑張ってきたつもりでありますし、本当に皆さんにはお世話になったなという中で、この席について1年を過ぎましたけども、いま市長が申し上げましたとおり、副市長というのは、昔は助役と言っていましたね。やはり市長を支える立場で議会とは随分違うなと。うちの市長は、いろんな見方があるんでしょうけども、数字の計算、能力的には随分高くて、私も30数年この方を見込んでついてきたところでございますけども、今は正直ついていくのが精一杯かなという感じでございます。

あえて申しますと、小坪議員はまだ若こうございまして、1期目の当選後から本当に我が家には、よく遊びに来て、心の中ではもうそろそろ帰ってくれないかなというぐらいばか話もしましたし、幸いでうちの嫁と小坪議員がほぼ年が同じでありますので、やはり若い者同士で話が合うなという観点から、私たち団塊の世代、いわゆる幼いときに駐留軍、いわゆる家から100メートルぐらい下ったところに米軍がいたということから考えますと、あなたたち世代が本当に幸せな世代だなと私は思っています。

私から小坪議員にもの申せと言われれば、あなたは行橋の市議会議員でありますので、やはり市民の負託を受けてこの席についておりますので、東京・大阪をはじめ全国各地に飛び回るあなたは素晴らしいとは思いますけれど、ぜひ私ども執行部と共ども、行橋市民の福祉の向上、生活の向上に向けて頑張ってくれれば、私も嬉しく思います。以上でございます。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

いや、実はそこの部分が私も思っていた部分で、そういうことなんですよね。 自分でも少し属性みたいのを迷った部分があったんですけど、私はある意味兼業なんだろうなというところをひとつ思っています。

それは作家と市議の兼業ではなくて、例えば農家と市議の兼業ですとか、何かの法人さんの野菜屋さんや八百屋さんや魚屋さんの兼業、多々、市議の場合はおられると思いますけど、私は多分政治家と市議会議員の兼業なのかという気もしているんです。

ですから、行橋市議の兼業で政治家を兼業もしていると。ちょっと似ているからごっちゃにされやすいんですけど、私、実は二つを兼業しているんだと思っています。それで実は私の中で、これ質問の2項目目の小項目に、国・県・地方の在り方の正常化についてと書いているんです。私は、地方議会における数の力、これ全く否定するものではありませんし、それがこれまでのやり方だとすれば、今までもそれは継承されていくべきでしょうと思っています。

ただ、片や本来であれば地方議員というのは、民意の最前線に立つもので、またコロナの様々な部分を見ていけば分かりますように、地方じゃないと見えない話っていっぱいあるんです。今回の入管難民法の政令が、これがネックになるというのは国だって分かっていなかった、大臣が会うってレベルまでいっているんです。行橋の議事録で、ですよ。これって二つ両立するのかなと思ったとき、私は、これはこれで両立するんではなかろうかと。要は、基本は数の力でいいと、市議会のことはそれでいい。ただ地方で見えたこと、逆に地方じゃないと見えないことというのは、本来県や国に要請をしていくと、様々な質問においては、これが問題だから県に言ってくれと議場で言うことは多いんです。

今まではそうでしたし、今までは事実上それしか許されてなかった。行政じゃないと国と県と地方は話せないということになっていました。 ただ、今は若い世代の議員が増えてきてインターネットの発展ですとか、他県の国会議員や他県の県議たちとそれぞれが複雑なネットワークをどんどん持っていきます。

実際通っちゃうんですよ。通っているじゃないですか。ですからできるようになったんだと。これ地方自治法を読んでいくと、法律に明記されているわけではありませんが、本来の先ほどは議会の役割で、こっちは実は地方議員の責務というか市議の果たす責務って書いているんですけど、議員個人には元々これは機能として求められていたんではないかと思っていて、私は、もう片方の私のほうも、実はオーソドックスなんじゃないかなと思っているんです。

これは、数の力を全く否定するものではないんですけど、最初は、私はただの亜流で色物だと自分自身も実は思っていたんですが、片や全国に目を向けてみたり、様々な国会議員とかと接していく中で、やっぱりいま派閥単位で話したりもしますし、本来の地方議員の仕事ってなんだったんだろうって部分に、私は立ち返ったんですよ。

そのときに別に親ではありませんけど、私を議員として育てていただいた城戸元市議ですね、そしていま副市長に対し、執行部と議会とは何なんだろうなと。そして市議の果たす責務って本当は何なんだろうって部分を、正直にぶつけてみたいと思ったからこの質問をいたしました。

私自身も二つの属性が混ざっているようで自分でもよく分らなかったんですけど、これは本来両方とも自分たちの責務で、私はそれを兼業でやっているんだろうというふうに自分自身では思っております。

さらに質問をちょっと難しい方向にぶつけていきますね。立法・行政・司法、三権分立がございますので、行政は法に基づいて執行するところ、立法は法律をつくるところ、で、司法というのは法に基づき判断するべきところだと思うんですが、三権分立というのもやっぱり考えていくと面白いなあと思っていて、これ難しい公民の教科書みたいな話をする気はないんですけれど、立法職として私が、立法職の末端として思うのは、法律の行間を読めないやつは駄目だなと思っていて、どうしてその法律ができたのか、どうしてその条文が作られたのか、その行間が読み取れないんだったら、私は立法職という言葉を、誇りを持って述べることはできませんし、執行部には議員が自席において質問するときには、法律の本当の理念、込められた思いは何かと、そこのとこに踏み込んで答弁しているときは、やはりごまかさないでいただきたいなと。

行政職として、果たして法とは何かと、それをどういうふうに考えているかというところを、これはもう思ったままでいいので、答弁をいただければ嬉しく思います。

議長澤田保夫

田中市長

市長田中純

お答え申し上げます。これは抽象的過ぎるかと思いますので、的確な返事になるかどうかは御容赦いただくとして、議員と同じように私も感覚のおもむくままに、少し民主主義なるもの、あるいは三権分立なるものについてお話をさせていただきますと、御承知のように、発祥はヨーロッパ・アメリカであり、その制度を日本は移植をしたわけであります。

そして、それは科学サイエンスの発展と共に徐々に変貌をとげていっているということもまた事実でしょう。特に大きな変化をもたらしたのは、携帯電話・インターネット、その二つは、今後の三権分立あるいは立法・行政の面においても極めて重要な変化を強いるであろうというような感がしております。まさに今がその過渡期だろうと。

つまり議員が城戸副市長と私を並べてお話をされるときは、我々はこっちサイド、議員はそっちサイドというぐらいの考え方、感じ方、あるいは環境の差が出てくるんだろうというぐあいに感じております。

特に最近思いますのは、そもそも議会は必要なんかなと、インターネット上でハッシュタグを付けて、なんとかこの前、種苗法でしたか、あまりにもマイナーな法律がハッシュタグの付いたインターネット上で流布をして、それが国会に圧力をかけて反対、否決してしまったというような事件があったのは、あるいは御記憶かもしれませんけども、ああいうことが度々起こるようでは、国会乃至は地方議会よりも、むしろネット上で個人が意見のやりとりをして、それのほうが優位性を持ってくるのかもしれない。そういうことを思ったりするほど、昨今の科学技術の発展は素晴らしいというかスピードが猛烈に速いという感じがいたします。

それに伴って当然、制度も変化をしていくんだろうと。そしてその制度の変化は先ほどこっち側と申しましたけど、こっち側はもう無縁の世界になっていくんで、そちら側の皆さんが新たに作っていくことだろう、というぐあいに感じております。以上です。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

時間的にこれが最後の質問になると思いますので、いま議会のという部分を言われますと、これまた話すと長いな、観念論の部分だなと思って、私もその事件は見ておりました。特に国会議員とか選挙区は広いですし小選挙区ですから、いま実はインターネットに非常に弱くなっておりまして、結果インフルエンサーとして振舞える私の発言力は相対的に非常に強くなってきていると。

これはこれで間違っていると思っていて、だから議会が必要だと。一つ一つの部分に無責任にリツイートってだけで済むんではなくて、責任をもって行政が連続性を持つように議会側もそれぞれ静ひつな議論というのは、本当の意味で必要になってくるんだろうなと考えております。

これら制度設計等々について、本質の政策討論を行橋市議会でやれたのは私にとっては本当に嬉しくて、だから田中市長を私はかつて、今回も、今も応援しておりますけど、こういう話をいつか議会でやりたいなと思って応援させていただいておりました。

今のお話と、この質問をもって私はこれからも田中市長を応援していきたいと思います。それでは、御清聴ありがとうございました。(終了ブザー)

議会中継 / Footage

一般質問の映像

このテーマの質問は、映像の 44分49秒から始まります(再生を押すと、そこから流れます)。
期日
会議
令和3年9月定例会 本会議4日目
質問
小坪慎也(一般質問)
中継
行橋市議会 公式YouTube

出典:行橋市議会 公式YouTubeチャンネルYouTubeで開く(44分49秒から)

コメント

この一般質問へのご感想

(頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

 本件質問を読んで感じたこと、考えたことを、ひとことでもお寄せください。地域で気になっていることや、次の議会で取り上げて欲しいことも歓迎します。
 ※ あまりに無関係の場合は、承認されない場合もございます。

 名前については、本名の入力ではなくHNをお願いします。管理権にて修正することもできますが、しばらくの間(私が気づくまで)本名が公開されたままになります。好きなHNで構いません。誤って本名を記入した場合は、「こちら」からお願いします。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました