北朝鮮による日本人の拉致事件について(令和元年12月議会の一般質問)

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一般質問 第1部 / 全3部

北朝鮮による日本人の拉致事件について

発言 17回読了 約14分議会中継

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議長田中建一

定足数に達していますので、ただいまから会議を再開いたします。

次の質問者、小坪慎也議員。

6番小坪慎也

無所属諸派、もと朱白の会の小坪慎也です。本日12月9日でございまして、明日は、まさに質問の1項目目にある北朝鮮人権侵害問題啓発週間に入るところであります。

質問に先んじまして、私たちの先輩である吉永直先輩が叙勲を受けました。ここで一言、祝意を述べさせていただきます。おめでとうございます。誇りです。

それでは一つ目の質問に入ります。北朝鮮による日本人の拉致事件について。この質問をするに当たりまして、私は同じエピソードを前回も述べた気がします。私にとっては譲り得ぬ問題で、この道を自ら歩むに当たって、絶対に避けては通れない道であります。

議員には選挙があります。ですから政治家は誰と握手をすべきかと言えば、有権者と答える方が多いのではないかと思います。しかし、議員はそれでいいかもしれないですが、政治家はそれだけでは足りないなと。

テレビに家族会の方がたくさん出て来ます。御家族を北朝鮮に不当に拉致された方々です。私はモニターの向こうの話しだと思っておりましたが、いろいろとお手伝いをするうちに、一緒にビラを配ったり署名をしたり、会って話しをしました。言うほど人も来ませんから距離は近くて、議場で言うことではないんですけど、泣いちゃったことがあるんですね、一人で泣きました。

何年何月だったかというのは、ちょっと思い出せないんですけど、寒かったです。ですからちょうど今ぐらいの時期じゃないかなと思います。クリスマス前だったんでしょうね。恐らくこの週間のときだったんだと思います。街は華やかでした。キラキラしていて明るい音楽が流れていて、握手をしたんですね。署名とか誰もしてくれないんですよ。正直、どうでもいいと思っているから。

でも考えてほしいんですね。皆さんの御家族がどっかにさらわれて明日わけ分からん、なんかよく分からん団体にさらわれて、帰って来られなくて、会えなくて、生きていることが分かっているのに会えない。言葉尻だけ考えればそうなんですけど、いざ自分の身だったらどうなんだと。参議院の全国比例を戦うようなもので、毎日毎日どっかに出張して、娘が帰ってきません、兄弟がいません、とずっとマイク握り続ける姿を見て、いたたまれないものがありました。

本当にちょこっとですよ、僕が手伝うなんて。1時間とか2時間一緒に立って、別に議員だから誰か署名してくれるわけではなく、お願いします、と言いながら街頭に立つだけなんですけどね。

ごめんね、ありがとね、と言われたんですよね。何がごめんねなのか全く分からなかったし、ありがとね、と言われて、何がありがとうなのかも全然分からなくて、この表現が適切かは分からないですが、普通のおいちゃんであり、普通のおばちゃんでした。そこにいたのは、私は、一般の日本国民、普通の市民だと思ったんですね。

目の前で泣くわけにはいかないから、一人になったときに、やっぱり泣いてしまいました。このごめんねって、なんだったんだろうとか。ありがとねって、なんだったんだろうねと。握手したときに非常に冷たい手でした。ずっと何年何年もやってきたんだろうなと思ったら、たまらない思いがしたんです。ですから、議員は有権者と握手するのは当然ですけど、政治家して握手する相手を間違えちゃいけない。なので本件について、私は一切の譲歩はしないと、あの日、心に誓ったんです。

それでは、質問に入ります。総務部長、お伺いいたします。この胸に私が付けている青いバッチ、ブルーリボンバッチは、この問題を主として取り扱う、北朝鮮の人権侵害に異議を述べて、そしてさらわれた日本人を取り返せ、というバッチでございます。現在議場に入っている部課長級については、全員付けているでしょうか。100%なら100%と答えてください。端的に答弁を求めます。

議長田中建一

執行部に答弁を求めます。

小森総務部長。

総務部長小森孝義

お答えいたします。ブルーリボンバッチの着用につきましては、議場におる職員全てだと認識しております。

議長田中建一

小坪議員。

6番小坪慎也

それでは二つ目の質問です。法律が二つございます。

では法律二つ、ちょっと述べていただきましょう。法令二つ、お願いします。

議長田中建一

小森総務部長。

総務部長小森孝義

お答えいたします。まず一つ目につきましては、拉致問題、その他北朝鮮当局による人権問題への対処に関する法律でございます。もう一つは、北朝鮮当局によって拉致された被害者等の支援に関する法律、この以上の二つでございます。

議長田中建一

小坪議員。

6番小坪慎也

この法律には、地方自治体、地方公共団体の努力義務が規定されております。よって私は、このバッチを身に付けることは政治活動ではなく、行政マンとして、また行橋市民を守るという思いにおいて、私は職務中であっても一切問題がないと考えております。

また、これについては先般何度かこの質問をしておりますので、答弁いただいておりますが、特に職務中の職員が付けることに問題がないと、総理は行政のトップでございますから、総理大臣自らが身に付けておりますし、特に問題ないという答弁を今までいただいておりますけれども、その答弁に今までどおり変更はないなら変更はないとお答えください。

議長田中建一

小森総務部長。

総務部長小森孝義

従前の方針と変わりはございません。

議長田中建一

小坪議員。

6番小坪慎也

それでは、総務及び教育委員会にあわせて答弁を求めていきます。ポスターの掲示、及びアニメめぐみの上映について、簡潔に答弁をお願いいたします。

このポスター掲示というのは、国から送られてくると思いますので、ちゃんと張っていますかというのと、拉致の啓発のアニメがございますので、そういう上映等々はされていますか。簡潔な答弁で構いません、よろしくお願いします。

議長田中建一

小森総務部長。

総務部長小森孝義

私のほうからはポスターの掲示について、お答えいたします。今年度、福岡市の主催で行われました、11月25日開催の北朝鮮人権侵害問題啓発講演会のポスターを掲示し、取り組みのPRを行っております。

現在、法務省が作成いたしました、北朝鮮人権侵害問題啓発週間のポスターと政府拉致問題対策本部と福岡市が主催いたします、映画めぐみの上演会のポスターを庁内に掲示しているとこでございます。以上です。

議長田中建一

米谷教育部長。

教育部長米谷友宏

御質問にお答えさせていただきます。まず、小学校におきましても、毎年ですね北朝鮮人権侵害問題啓発週間にあわせまして、各小中学校におきまして、ポスターを廊下等に掲示をいたしまして、児童生徒への啓発を行っているところでございます。

加えて、アニメめぐみの上映についてでございますけれども、昨年の校長会におきまして、小学校6学年と中学校3学年を対象といたしまして、先ほどお話しがございました、この啓発週間、12月から2月の期間におきまして、カリキュラムに位置付けをした計画的な実施を決定いたしました。その中で、昨年度につきましては、各学校において教科学習や特設の人権学習の中でアニメめぐみを視聴いたしまして、子どもたち一人一人が家族との関わりや人権について考え、自分自身を振り返る場を設定した学習に取り組んだところでございます。

本年度につきましても、今月から来年2月にかけまして、同様の取り組みをいたしたいと考えております。以上でございます。

議長田中建一

小坪議員。

6番小坪慎也

かつての振り返りにはなってくるんですけど、元々の発端は、あまりいい話しではありませんでした。しかし今や行橋市はこの問題について、拉致問題の啓発という分については、全国で最先端の自治体となっております。

議場において、かつて拉致の啓発アニメを上映してくれと求めたところ、朝鮮人子弟のいじめが勃発するんじゃないかという答弁がありまして、私はこれ非常に憤慨しました。執行部からは、翌日であったと思いますが、謝罪と撤回する旨ありましたが、私はそれでもどうしても許し得なかったんですね。

県に通報しました。また救う会としても抗議を、行橋市及び県のほうに出していただきますと共に、多いか少ないか分りませんが、10人ぐらいの国会議員に手当たり次第に電話をして、こういうことがあった、許せないと。そうしたらすぐには動いてくれないので、照会をかけましょうということで、様々な省庁から、2日後、3日後には救う会全国協議会の西岡力会長ですね、安倍総理のシンクタンクです、とつながりまして自民党内の、党内の研修会でこの問題が問題になりました。

そこからどうなったかというと、上映しましょうと、これは準拠法もあるし、根拠法令もあるし、ちゃんとやらないといけないと。それから執行部はしっかりと対応していただきまして、行橋市内全小中学校、全学年全てで上映を完了させたんですね。これは内閣府の調査するところによると、国内初だと。あわせて何が起きたかというと、全ての全県及び全学校において、どういう上映率になっているかという国の調査が始まりました。

また、当時入閣されていましたが、財務副大臣にアポを取って直訴しまして、予算を取ってくれと、その年度内に内閣府の予算を新設していただきまして、これもちょっと新聞の一面に出ました。結果的に私は、これいい方向に進んだと思っております。

一番最後ですね、そのときにちょうど3カ月後、文部科学大臣及び拉致担当大臣の連名で、これは国でつくったものだから、ちゃんと上映してやってくれと、可哀そうじゃないかとか、可哀そうとは書いていませんでしたけど、全自治体及び全学校に対して、これが通達として出されたというのが、私が記憶しているところであります。

この質問を何度も何度もすることが、本当は、私は悲しいなと思っていて、これは職員が悪いとかそういうことではなくて、取り戻してないからです。人を取り戻すとか、取ったり取られたの話しじゃなくて、どこかで、誰かが、家族が会えてないんですよ。それは本当に悲しい話しで、やっぱり早く会わせてあげたいと思っているし、いま振り返りますと、当時、僕が質問中に非常に激昂したことを覚えているんです。私もちょっと不安定な状態で、議場に立っていたんですね。家族会の方、面識がありますから、亡くなったんです、御家族に会えないままに。質問日がその亡くなったという一報を受けた翌日であったと思います。

本当に非常に悔しい思いがして、自分でもどうしていいか分からなくて、かといって地方議員に何かできるかわけでもないし、地方の一行政組織に過ぎない行橋市が何か解決方法を持つわけではないけれど、ないけれど、じゃあ俺にはできないから何もしないというのが非常に嫌で、非常に葛藤があって、いろんな思いがあって、もっと頑張ろうとか、そういうことを思っていた日であったんですね。

それで今はいろいろありまして、救う会福岡の県の副代表として今は動いていっております。行橋市で、このような前例と言いますか、いい先例ができましたので、例えばあれからいろいろ調べていきますと、熊本県ではですね、上映方法の細かいマニュアル等々が整備されておりました。

福岡県では、県教委ではそういうものがないということが分かりましたので、これは県議さんにお願いをして、県の行政職の方との協議を重ねて、私は、それは直接の決定権、発言権は、当然、県議ではないですからないんですけれども、細かい上映方法や学習方法を県でもしっかりつくっていこうという動きがあるやに聞いております、というか私が一緒にそれを話しております。

私は、素晴らしい上映方法等々が決まるんではないかと思いますが、親方日の丸ではありませんけど、県のほうでそういう規定ができましたら、行橋の教育委員会としても、それを重く受け止め、また上映がさらに円滑にできるようになると思いますので、足並みを揃えてやっていただけると思っております。教育部長、いかがでしょうか。

議長田中建一

米谷教育部長。

教育部長米谷友宏

お答えをさせていただきます。ただいま御質問がございましたが、今後の上映方法につきましては、まさにこの活用方法、そして学校での授業形態、アンケート等々の内容も吟味しつつ、一方で県や他の自治体の上映モデルを参考にですね、より効果的な学習のあり方について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

議長田中建一

小坪議員。

6番小坪慎也

これはイデオロギーで述べているつもりはありません。私はどちらかと言えばイデオロギーに強いほうだと思います。議員ですから政治思想あっていいんですけど。それが行橋市民であったらどうか、とかいう仮定の話しはまあいいんです。行橋市民であっても行橋市民じゃなくても、そういう人がいるんだったら私は守りたいです。

まさにこれは人権問題で、右とか左とか保守とか革新とか関係ないんです。可哀そうじゃないですか。私は、これはしっかりと取り組んでいただきたいし、そこのところが立法機関であり、そして行政長として税に絡む部分で公の仕事をする者にとって、当然の責務であろうかと考えております。ここの部分については、本当にちゃんとやっていただきたいなと。

これもさらっとしたもので結構ですので、近隣の自治体や県内の動向、各政令市の動向がありましたら端的に答弁をお願いします。総務部長、お願いします。

議長田中建一

小森総務部長。

総務部長小森孝義

お答えいたします。県内につきましては、主催として福岡県と朝倉市が北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会の協力を得まして、朝倉市において、拉致問題を考える、みんなの集い、が11月2日の土曜に開催されました。福岡県、福岡市、北九州市、民放5社と契約し、テレビCMにて同週間の告知及び周知を図っております。

福岡市におきましては、講演会などの開催や令和2年1月15日には映画めぐみの上映会が開催されます。近隣市町村では、みやこ町が12月7日、サン・グレートみやこにおきまして、福岡県と北朝鮮拉致と題し、講演会を開催いたします。

先ほど申し上げましたが、行橋にいたしましても、来年度におきまして、新たな活動として市民に向けた講演会等の実施を企画していきたい、というふうに考えております。以上です。

議長田中建一

小坪議員。

6番小坪慎也

私は、こういうのをどんどん見ていっているんですけど、例えば大阪だったと思いますけど、庁舎や行政施設や協力関係企業ですね、企業も含めて大きなビルがいっぱいありますから、青いライトでライトアップしていったりとか、北九州市も確かかなり大きい活動をやられていたと思います。

みやこさんもやられて、築上町はたしか1年前か2年前か、救う会全体で県の協力か何かで大きなイベントをやっておりました。もう部長、一応来年、総務部長はもうすぐ退職ということではございますけれども、行橋がですね、ちょっとこれでは、ちょっとポスター張りました、映画流しました、ではちょっと弱いと思いますので、いま新規事業の話しがありましたけれど、ちょっと一つぐらい、市長から答弁もらおうかと思いますので、何かですね、近隣自治体もいろいろやっておりまして、北九州、福岡もいろいろやっておるわけですけど、行橋もちょっとポスター張りました、だけでは弱いと思いますから、なんかこう、なんかやってくれと言うのもあれですけど、何か検討して何か実施する、というような答弁がいただけると嬉しく思います。市長、お願いします。

議長田中建一

田中市長。

市長田中純

お答え申し上げます。御承知のように、小森部長はもう退任の予定でございますので、かわりの後任の者に、その旨きちんと引き続いて、検討させるようにいたします。以上です。

議長田中建一

小坪議員。

6番小坪慎也

市長の答弁をいただいた後に、最後にというと急に重たいですけど、公室長に職員を代表して一言だけコメントをいただきたいと思います。

行政職とは、目の前の事務だけをやっつけることではないと、公のまさに公僕の部分だと。ちゃんと市民を守るんだと、行政権は自分たちが預かっているんだと、そういうプライドを持って仕事に当たられているかどうか、イエスかノーか、後は一言感想といったらあれですけど、この問題についてもしっかりと法令の範囲内で、法律二つありますから、努力義務に基づいてやるんだという決意を、一言いただきたいと思います。

議長田中建一

鶴市長公室長。

市長公室長鶴裕之

御質問にお答えいたします。拉致問題は我が国の喫緊の国民的課題であり、国際社会を挙げて取り組むべき課題とされている状況であり、この問題について広く関心と認識を深めていくことは、大変重要なことというふうに認識しております。

そういった意味でもですね、本市としまして、先ほどからも言われておりますブルーリボンバッチの啓発をはじめですね、様々な拉致問題の啓発活動を通じて拉致問題解決の一助となれば、というふうに思っておりますので、そういった姿勢で取り組んでまいりたいと思っております。以上でございます。

議会中継 / Footage

一般質問の映像

このテーマの質問は、映像の 0分9秒から始まります(再生を押すと、そこから流れます)。
期日
会議
令和元年12月定例会 本会議2日目
質問
小坪慎也(一般質問)
中継
行橋市議会 公式YouTube

出典:行橋市議会 公式YouTubeチャンネルYouTubeで開く(0分9秒から)

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