産廃などから住環境を守る条例の制定について(令和2年12月議会の一般質問)

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一般質問 第1部 / 全3部

産廃などから住環境を守る条例の制定について

発言 13回読了 約15分議会中継

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議長澤田保夫

定足数に達していますので、ただいまから会議を再開いたします。

休憩前に引き続き一般質問を行います。

この際、申し上げます。

小坪慎也議員より資料配付の申し出があっておりますので、これを許可しております。

次の質問者、小坪慎也議員。

9番小坪慎也

ちょっと冒頭に、アクリル板が設置されましたので、聞こえにくいのでマスクを取らせていただきます。朱白の会代表、自由民主党、小坪慎也です。

まずもって我が会派におられました城戸副市長の就任をお祝い申し上げます。また3月に繰り返し言わせていただきますが、議場におられます和田部長、鹿島部長、お疲れ様でした。

本日、12月7日でありますが、昨日、12月6日ですね、この日がどういう日であったかと言いますと、1865年公式に奴隷制を廃止するアメリカ合衆国憲法修正第13条が27州の批准により成立した日でございます。現在におきましてもですね、このような奴隷制や強制労働があるやに伺っておりますので、そこのところも軸に質問をしていきたいと思います。

本日、4項目の質問を予定しておりますが、1番・2番を少し駆け足でいって、3項目目に力点をおき、4項目目については、市長と原稿なしの政策討論でいきたいと思います。4番までいけるか自信がありませんが、執行部におかれましては端的な答弁を求めます。

それでは1つ目の質問に入らせていただきます。1つ目のテーマですね、産廃などから住宅環境を守る条例の制定についてでございます。もう端的に問います。市民団体、海と緑を守る会より嘆願書が提出されております。議会配付資料のとおりであります。報道でも大きく取り上げられておりまして、多くの地元紙が掲載しております。署名数は何筆であるか、提出状況について問います。

議長澤田保夫

執行部に答弁を求めます。

鹿島総務部長。

総務部長鹿島英樹

御質問にお答えいたします。集計をいたしました結果、延べでございますが1万1574名分の署名をいただいております。以上でございます。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

現在、市独自で本件に類似の事象が発生した場合に、守る手立てはございますでしょうか。例えば、これは産廃に限定する話ではありませんで、市民生活に著しい影響を与える施設の建設、また公共施設が使用できなくなる危険性を有する場合や、もしくは本件に付随し、小中学校の通学路などが破損された場合についても網羅的に問います。

都市整備部、教育委員会、環境水道部について、それぞれ有無及び今後について、を問います。これは本件、嘆願書に記載された事項に沿って質問しております。よろしくお願いします。

議長澤田保夫

有松環境水道部長。

環境水道部長有松正一

環境課所管として質問にお答えをいたします。環境におきましては、現在のところ産廃などから住環境を守る条例は持ち合わせてございません。

今回の事案のような行為がなされた場合、住環境や自然環境に悪影響を及ぼすことが危惧されますので、このような土地利用を行おうとする事業者等に対しまして、事前の届出や住民説明会の開催、また市による立入調査などを内容とした条例について、現在、調査・検討を進めているところでございます。以上です。

議長澤田保夫

和田都市整備部長。

都市整備部長和田雄二

ただいまの御質問にお答えいたします。都市整備部門でございますが、産廃などから住環境を守る条例の制定につきましては、開発等による土地利用の観点からお答えさせていただきます。

今回の事例、いわゆる青空型土地利用への単なる土地利用の改変行為は、開発行為の対象外でございますので、都市整備部門から現在対応できる条例等はございません。しかしながら、青空型土地利用が無秩序に進行することによって、都市・農村それぞれの景観の荒廃や樹林地の減少、騒音・粉じん等による生活環境の悪化などの問題が生じるケースも十分に考えられます。

このような問題に対処するため、本市の土地利用の方針に基づく土地利用コントロールの観点を踏まえ、青空型土地利用も含めた特定の土地利用に対し、事前の協議や審査を行うことにより適正化を図ることを趣旨とした条例は必要と考えておりますので、現在、制定に向けて検討を重ねているところでございます。以上です。

議長澤田保夫

米谷教育部長。

教育部長米谷友宏

お答えをさせていただきます。産廃などから住環境を守る条例等の制定につきましては、教育委員会所管におきましては、制定されたものはございません。

また今後の対応といたしまして、質問の趣旨に関する条例の制定の検討には至っておりません。以上でございます。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

今、各所管からいただきましたが、これ産廃方面とまた付随してというふうに言いましたが、教育委員会方面は、また少しニュアンスが違ってくるかと思います。開発と通学路の安全について。通学路のですね工事に伴うというよりは、恒久的な安全対策については鋭意やっていただきたいなと思います。産廃に特化したものを教育委員会は作る必要はないと思いますので、これはまたパラレルで考えていただきたい。

私がいま問題だと思いましたのは、市民、また近隣住民から、事前に答弁を先ほどいただきましたように1万人以上の署名をいただいております。決して軽いものではありません。これだけの数が署名。全員が行橋市民とは限りませんし、そういうものではないと思いますが、7人に1名が全員市民だと仮定すればですね、書いておると。それでこれだけ地元紙が全部書いている、市民皆、これ知っているわけですよ。分かっているわけです。そのうえでこの署名簿には、先般議会において私も質問させていただきましたが、当市においては、住環境を独自に市が守る条例がないということと、事例として立法事実として、畠田池の件を触れさせていただきました。既に起きているじゃないかと。

併せまして、事例としてもう一つ、調査・検討をお願いしたものがあるんですね。これは環境都市整備、もしくは副市長から代表して答弁いただきたいんですけども、前回の議会において、平尾台下の産廃施設について道路状況があまりに酷いですとか、市民から苦情があがっているという話、また私も現地調査に行ったところ、酷い状況があるということを述べました。

現地の確認を求めたところ、執行部から明確な答弁をいただいておりますけど、現地調査に行かれましたか。またその状況と対応状況について問います。よろしくお願いします。

議長澤田保夫

橋本副市長。

副市長橋本晃

私のほうから答弁を差し上げます。現地のほうには、都市整備部と環境水道部、そして産業振興部と共に私も含めて現地のほうに確認に行きまして、現地では様々なものが置いておりましたけれども、それが産廃か一般廃棄物かというのはちょっと分かりませんでしたけれども、目の前が県道なんですけども、県道のほうにそちらの施設の看板が倒れかかっている。それと県道と民地の境が分かりませんでしたけれども、県道の中にごみがはみ出しているように見える箇所がありましたので、京築県土整備事務所のほうに、その旨を伝えて指導するように言いました。

すると後で返事が返りましたけども、駐在所とともに、その施設のほうに行って指導をして来た、というふうに聞いております。以上でございます。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

私も今回の件でだいぶ勉強させていただきました。これからは網羅的に全部やっていきます。答弁で今ありましたように、現地を調査して確認の後、市独自では現在条例がありませんので、立ち入り権利はございません。一般の場合は警察のほうに行くと思いますが、不法投棄も含めてがんがん攻めていきます。今回本当にいい勉強をさせていただきました。どこに言えばいいのかということも含めて。

今後も執行部におかれましては、問題があると。私、今回法律を網羅的に覚えましたので、工事についても少しおかしいなという部分があったら全力でいきます。また当然、県との連携は今回ずいぶん済ませましたので、相当厳しくいきますよ。

それでは、市長に問います。いま答弁をいただいたようにですね、他の施設においても市民生活に影響を与えていたことが明確になったんです。ここの場合はですね、これはもっと前、前回の議会で触れましたけど、水がもうオーバーフローするぐらい道路が適切に使用できないぐらい水が溜まったりですとか、その後の排水の問題も含めて多々問題がもともとあっているんです。

建設のときにポンとやったら後はパーンとずっと苦労をしておったと。あと近隣の農地の話がありませんでしたが、農地もずっとごみが飛んで来てずっと大変だったと、それが5年、10年続いているわけです。またこの業者が仮に撤退してしまったら、それ誰が直すのかという問題もあります。県がやるのか市がやるのか、そこについては分かりませんが、産廃・一般で変わってきますからね、所管が。結局税金でやるんですよ、関係ないって言ったら悪いけど、行橋市民が皆で払っていくことになる。どうしてそれを行政が先に止められないのかと、そういう部分でございます。

今回、私は蓑島の件を軸に質問を確かにさせていただきました、これはあくまで一例でありまして、蓑島文久区にまたがる当該施設については、事態は沈静化しつつあるのではないかと考えております。ただ手は抜きませんが。

今後、畠田池など市内の多数の産廃施設について網羅的に独自に調査をしてきたいと思いますし、市内また近隣にも多々ありますので、私の持ち得る個人的なネットワークを使ってやっていきたいなと思っております。

当然、これは答弁取るまでもありませんが、前回・前々回と言いましたように、国土交通省及び環境省については、霞が関に直接行き、本件に関する決裁権を持つ官僚とも直接、また県議会においては、自民党県議団及び緑友会の県議団の団長の名前のもとに担当県議を立ててもらっていますので、県の本庁も含めて、また国の法律、県の法律全部使って、私は今後も対応を行ってまいります。

市長、私はやがて市議ではなくなります。人間ですから寿命はありますので、やがて死にます。それは人ですからしゃあないんです。しかし行橋市は続いていくんです。田中市長は、いま市長席に座っています。私と市長が、市長が市長ではなくなって、私が市議ではなくなったとき、そのときにおいても同様の問題が起きるかもしれないんです。

今回、執行部からも多々御支援や努力、そして様々な汗を流していただいたことは存じております。しかしこれでいいのかと。それを述べるのは、私は議会であると考えています。

これだけの負荷を市民がここまで汗を流さないと止まらないのかと、普通のことが普通に通らないのかと、私はこれが問題だと思うんです。今回のこと、一例ですね、様々な立法事実の証明や他の被害もあれして、特定の地域のためにではなくて、これから先の行橋市民のために、全体ですね、行橋市内の全体のところ、ここを将来的に守っていくために、私は条例の制定が必要だと思います。

毎回こんなことやっていたら市民はたまりませんから、次は別の地域であるかもしれない。次は産廃じゃなくて騒音かもしれない、振動かもしれない、住環境保全をしっかりとやっていただきたいんだと。私と市長が、市長じゃなくなって、市議でなくなった状態でも、市民を守るために明文化していくのが行政の執行権の責務であると私は思っております。市長、答弁をお願いします。

議長澤田保夫

田中市長。

市長田中純

お答え申し上げます。確かに産廃と自治体、あるいは産廃付随のものと地域の関わり方というのは、これはその具体例で様々各自治体が条例を作っているという実態はあるわけだし、これがまさに議員の言われるように、今後将来にわたって行橋市でこのままでいいのかという根源的な質問、あるいは今回、緑と住環境を守る会の皆様方が1万強の署名を出していただいて、現在の住民の方々がそれに対して極めて危惧の念を持っているということ。それから行橋市自体が標榜をしているところの住みやすい行橋市、住環境が優れた住みやすいまちをつくろうという行橋市の基本的な体からしても、このことはないがしろにはできないという根本的な考え方、根本的な理念については、議員に異を唱えるところは一遍もございません。まさにおっしゃるとおりだというぐあいに思っております。

ただ問題は、産廃乃至はそれに類する業者というのは、これは他の自治体、他の市町村でも見られることでありますが、一般的な、どうしても先ほどうちの部長のほうから、特に和田部長のほうからは、前向きに検討するというような答弁が出ておりまして、気持ちの上からしても私もそれに一向に異存はないんですけれども、一つここで留意すべきことは、こういった郊外型の企業、あるいは産廃型の企業というのは、一定のルールがあると必ずその抜け道をついてくる。

だから条例を作るにしたら、我々があくまでも雛型的な、抽象的な、一般的な条例しか作り得ない。それは何が出てくるか分からないという現状では、そういう現実が片方にはあるわけです。そして彼らがもしやろうとすれば、その現状にある、議員流に言えば、その武器に対して、その武器を無気力化するようなかたちでの形態を取ってくる。100平米以下が駄目なら99でやるとか、そういうことを平気でやるんですよ。ですから日本全体の各自治体の産廃に対する条例というのは、いわゆる後付条例になってしまう。つまりその企業がそういうことをやろうとしたらそれを禁止するというようなかたちでの条例の制定がされている。

それはなぜかと言うと、一般的な抽象的な条例を作っても、それに抜ける道を必ずつくってくるからこそ、そういうかたちでそのA企業・B企業が、こういうことをやろうとしたら、これをさせないような、他者から見ると極めて異例な、極めて奇妙な条例が作られている。これはなぜかと言うと、その企業がそこでやりたいことと、既存の一般的な条例に対して、それを抜けることを拒絶するために一見変な条例を作っている。そういう実態が片方にあるわけです。

だから我々は、議員おっしゃるように条例の必要性については重々考えております。いわゆる抽象的かつ一般的な条例を、例えば事前に市民に建築の際は相談してくださいよとか、そういった類の一般的な条例については重々検討をさせていただいております。

ただし、これが最終的な武器になるかと言えば、必ずしもそうではないだろうと。いざその場になったときには、いわゆる格好は悪くても当てつけ条例みたいなものを再度作らなければならないだろう、というぐあいな感じに思っております。以上です。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

市長、私も同じ考えです。その上で今述べておりますのは、実は何もないという問題なんです。何ひとつないと。厳しい言い方にはなりますが、何の武器もなかった。他の自治体、議会に聞いたらあるんです、様々な細かいものが。

私は、これ行橋は開発ありきで来ていますので、全くそれはもって反対でありませんし、そういう時代だったと思うんですけど。抑止するような条例が何らない、それではもう守りようがないじゃないか。住んでください、産んでください、人口増やしましょうと言っているのに、家を建ててもらって、それを守る手立てが何もない。これ異常ですよ。ですからそこのところを作ってくださいと。

もしそれでも突破する所があったら、そこからやればいいじゃないですか。基礎に当たる分が何もなかった。はっきり言って私は恥ずかしかったですからね、他の県だって巻き込んでおりますし、今回の件、早くやらないと結構面倒くさいことになると私は思っています。

畠田池の件についても、私はどんどん進めておりますし、言っていますのは国です。国から県にいくでしょう。そういう手続きを取っています。そういうルートを持っています。これ市が持ってなかったら本当に格好悪いですよ。

ですから、もしかしたら作ってもそれを突破してくるかもしれませんが、何もないという状態は、私はおかしいと思います。住んでくださいと言っているんですから。ですからそこのところは、突破されても基礎的な部分からまずは作っていっていただきたいなと思っています。じゃないと野放図な開発が進んでいってしまいますし、我が市は、近隣でも人口の問題や財政の問題は、比較的強力だと言われておりまして、京築地区のリーダーに当たる自治体だと思っております。ここのところでしっかりと意思表示ができないのでありましたら、私は、それは格好悪いと思っています。

今、強力なリーダーシップを持つ田中市長だからこそ、行橋のポジションでこれは何らかのものは作っていただきたい。1個の強力なものを作っていただきたいということではなくて、各部門、部門に、面として細かい条例を多数持っていただきたい。今後もそういう条例を少しずつ作っていただきたい。パソコンのOSのアップデートもそうなんですけど、ちょっとずつ着実に進めていかないと、こういうものはどうにもなりません。何もないというのは異常だと思いますので、市長、再度、この質問はここでもう終りますので、次に入っていくんですけど、市長に端的に求めます。

何らかの条例、基礎的な条例からで構いません。飛び抜けたものじゃなくて構いませんので、土地の利用方法や開発について、何らかの例えば地元の同意を必須とするとか、それを全面的にいくのではなくて、物事の径庭は執行部で判断したうえで、こういう場合は地元の了解を取りましょうとか、それを市長の判断にするとか、弱いものでも道路条例ぐらい作れると思うんです。全体に目にかけるんじゃなくて、部門、部門に小さく持たせるとか、何も武器がないというのは余りにも悲しすぎます。

自分で言うのもあれですけども闘った議員が僕じゃなかったら、これやられてたと思いますよ。次の世代に武器を残してあげたいんです。ですから次の世代に、次の市長に、そして次の議会に託すために武器を作ってあげてください。よろしくお願いします。簡潔に答弁をお願いします。上程するかどうかの部分について答弁をお願いします。

議長澤田保夫

田中市長。

市長田中純

お答えを申し上げます。まさに議員のおっしゃることは正論だと思います。したがいまして、私はそこで異を唱えるつもりは毛頭ありません。先ほど申し上げましたように、都市整備部ではもう雛型を作っておりますので、折を見て上程をするという客観的な情勢が整えば、それをいま現在準備中の条例を上程させていただくようなことになろうかというぐあいに思っています。以上です。

議長澤田保夫

小坪議員。

9番小坪慎也

それでは一生懸命いろんな部分で御支援というか、一緒に汗を流していただけると思っておりますので、執行部を打つような質問は、私は今回いたしませんので、1項目目については終わります。

議会中継 / Footage

一般質問の映像

このテーマの質問は、映像の 0分8秒から始まります(再生を押すと、そこから流れます)。
期日
会議
令和2年12月定例会 本会議2日目
質問
小坪慎也(一般質問)
中継
行橋市議会 公式YouTube

出典:行橋市議会 公式YouTubeチャンネルYouTubeで開く(0分8秒から)

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